後天性真皮メラノサイトーシス の治療|足立区新田の皮膚科・形成外科なら各種保険取り扱い、新田皮膚科形成外科へ

オンライン予約
tel:03-3919-5678

皮膚科・小児皮膚科で治療する主な疾患

後天性真皮メラノサイトーシス

後天性真皮メラノサイトーシス(略してADM)は、比較的新しい概念のシミです。別名、両側性太田母斑様色素斑ともいいます。一般的なシミはメラニンが表皮内に増えているのに対して、ADMでは真皮内に増えているのが特徴です。典型的なADMは、20歳以降に両側の頬に小さい斑点状のシミとして出現します。両側の額の生え際や両側の下まぶたにびまん性(地図状)に広がることもあります。ADMは、両側対称性に生じるので、肝斑との鑑別が重要ですが、しばしば肝斑やソバカスと合併することがあるため正確な診断は非常に難しいあざの一つです。

治療の流れと治療方法

  • カウンセリング
    1.カウンセリング

    医師とのカウンセリングの中で十分に話し合い、症状に合わせた治療法をご案内します。小さいお子様の場合や症状が重度の場合、入院が必要となる場合がありますので、その際は関連施設をご紹介させて頂きます。

  • 施術・検査
    2.施術・検査

    症状に合わせて、レーザー照射を行います。時間は大きさによりことなりますが、約5分~20分程度なことがほとんどです。

  • 経過観察
    3.施術後・経過観察

    症状をみながら、定期的に診察、治療を行います。施術後は当日からシャワー浴可能です。日常生活等に大きな制限はきたしませんが、患部の保護と、施術後の過度の運動は控える必要があります。

主な治療方法

Qスイッチルビーレーザーを照射いたします。症例により、治療回数が異なります。また、症状によっては保険診療を適応できない、自由診療となる場合がございます。詳細についてはカウンセリングにて決定いたします。
レーザー機器について
Qスイッチルビーレーザーは、さまざまなしみやアザを治療する、強力なレーザー治療機器です。 レーザー光は、ある特定の色素に反応し吸収される性質があります。ルビーレーザーは694nmの波長を出し、皮膚内部のメラニン色素を効果的に破壊することに優れているレーザーです。傷跡を残さずにメラニン色素のみを安全に破壊しますので、周囲の正常な皮膚を傷つけることがありません。
また、メラニンにおける吸収が高く、コラーゲンの吸収が低いため、正常組織に対する損傷が少なく、さらにヘモグロビンへの吸収が低いため、血管へも損害を与えません。 ルビーレーザー光は、色素と正常組織の吸収に対して、最もバランスの良い波長であるため、効果的にしみやアザを治療することが可能です。 当院はニーク社製の Qスイッチルビーレーザーにて治療をおこなっております。
治療に関するよくある質問
どれくらいで消えますか?
3~6ヶ月に1回、計2~3回程度のレーザーの照射が必要となります。最終的にはほぼ完全にあざが目立たなくなります。
治療時に痛みはありますか?
輪ゴムではじかれたような痛みがあります。 痛みが気になる場合は麻酔のテープやクリーム、広範囲に及ぶあざの場合は局所麻酔をすることもありますのでお気軽にご相談ください。
目の回りも治療できますか?
保護眼鏡などの保護具を利用して施術いたしますので、目の周りでも施術が行えます。
治療後のメイクはできますか?
治療後2~3日でかさぶたができますので、その上からメイクをしていただいてかまいません。
トップページに戻る

ページトップへ