陥没乳頭(陥没乳首) の治療|足立区新田の皮膚科・形成外科なら各種保険取り扱い、新田皮膚科形成外科へ

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形成外科で治療する主な疾患

陥没乳頭(陥没乳首)

陥没乳頭

陥没乳頭(陥没乳首)とは、乳頭が突出せず、乳輪より奥へ引き込まれている状態で、美容・整容上もその形態が問題となります。乳頭は陥没していると、その部分に汚れが溜まりやすく、乳腺炎などの病気を引き起こしたり、赤ちゃんに母乳を飲ませづらい「授乳障害」へとつながる可能性があります。その場合、陥没した乳頭が妊娠しても突出してこない場合は授乳できず、母親は乳房が腫って疼痛に苦しみ、乳児は乳頭をくわえられずにイライラするため双方にとってよくありません。保存的な治療法としては、持続的吸引を用いた方法がありますが、これに抵抗する陥没乳頭は手術により健常な状態を取り戻しておく必要があります。陥没乳頭は、乳頭部にある約15~20本集まった乳管束が、その周囲の瘢痕(はんこん)などにより未発達となり、乳頭が引き込まれてしまうことにより発生するので、乳管をそれらの瘢痕様組織から解除することで、症状の改善につながります。保険が適用されますので正しく治療をして、将来にしっかり備えましょう。

治療の流れと治療方法

  • カウンセリング
    1.カウンセリング

    医師とのカウンセリングの中で症状の度合いなどから最も適切な治療法をご提案いたします

  • 施術・検査
    2.施術・検査

    局所麻酔で手術を行います。症状の度合いによりますが、片方約30分程度の手術となります。

  • 経過観察
    3.施術後・経過観察

    血行の状態は大変重要ですので、術後2~3日後の診察は必ず行います。暫くはドーナッツ状の当て物で傷の保護を行います。術後10日~2週間後に抜糸になります。

主な治療方法

陥没乳頭は手術により治療いたします。ほとんどの場合、日帰り手術となります。
手術は乳管束を温存する方法と切断する方法(※1)とがあります。
手術後に授乳の可能性がある場合は、乳管束を温存する方法で行います。 手術は陥没している乳首を引っ張り出した後、傷跡が目立たない位置で切開し陥没癖を除去し、 後戻りしないように縫合します。
症例によっては皮膚の一部で真皮弁を作り、縫合することで再発を防ぎます。 術後はドーナツ状の器具で固定し10日~2週間で抜糸いたします。傷跡は時間とともに徐々に目立たなくなります。 当院では形成外科専門医により、見た目にも配慮した手術を行いますので、安心してご相談ください。
陥没乳頭の治療
※1 乳管を切断する方法をご希望の方はカウンセリング時にご相談ください。
※2 症状が重度の場合、入院が必要となる場合があります。詳しくはカウンセリング時にご説明いたします。
以下に該当される方は自由診療となります。
美容目的での施術の場合は自由診療になる場合があります。
男性の方で陥没乳頭の治療をご希望の方は保険適用外となりますのでご注意ください。
施術費用のめやす
陥没乳頭治療片側 約23,000円(保険適用)
陥没乳頭治療両側 約46,000円(保険適用)
自由診療による陥没乳頭治療 約20万~30万(術式による)
治療に関するよくある質問
陥没乳頭を治す手術後、日常生活に制限はありますか?
術後しばらくは、幹部の保護のためドーナツ状の当て物をする必要があります。また、抜糸までの間は、飲酒、締め付けのきつい下着の着用、患部が触れるシャワー浴や入浴(患部に触れないようなシャワー浴や洗髪は行えます。)はお控ください。詳しい術後の過ごし方につきましてはカウンセリング時にご説明を致します。
通院が必要となりますか?
術後、2~3日後に患部の血流などを確認するためご来院いただきます。その後の通院につきましては、ドーナツ状の当て物を外す際と、抜糸の際にご来院いただきます。
陥没乳頭の治療後、乳首の感覚が鈍くなることはありますか?
乳首の感覚が鈍くなるとことはありません。ご安心ください。
傷跡が目立ちませんか?
術後しばらくは、腫れや乳首が固くなるといった症状がでますが、時間とともに収まります。傷が非常に目立ちにくい部位なので、時間とともに傷も目立たなくなります。
手術後に再度陥没することはありませんか?
乳管や組織のつっぱりが強い場合、陥没が再発する可能性があります。再発した場合、再手術が必要になる場合があります。
乳首の色が黒くなったりしませんか?
術後は内出血などにより乳首が赤黒くなりますが、時間とともに収まります。手術によって乳首の色が変わることはほとんどありません。
手術後、痛みがありますか?
お薬を処方いたしますので、激しい痛みはありませんが、術後2~3日は鈍痛を伴う場合があります。痛みが強い場合にはご相談ください。
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